【初心者用】レザークラフトの情報まとめ

【レザークラフトを始める方へ】革作家が共有する情報

 

 

こんにちは。

 

革工房Maju T worksの家村と申します。

 

革小物のネットショップとYouTubeを同時に運営しています。

 

なるべく無駄な買い物をせずにレザークラフトを楽しめるようにと、私なりに情報をまとめてみました。

 

レザークラフトで通常の作品作りを楽しむ為に紹介するアイテムです。

 

カービングや染色をするためには別途専用の工具が必要になります。

 

もちろん紹介していない工具も人によっては使用することがあります。

 

ある程度工具を厳選することで大体の流れを把握しやすくなり、無駄な買い物が防げると思います。

 

あくまで私の主観なので、最終的な判断は自分が良い思った物を使用してください。

 

これは2020年2月に書いた情報です。

 

 

 

■1.  【おすすめのレザークラフト初心者キット】

 

■2.  【1の書籍付きキットと追加で必要な物】

 

■3.  【初心者にオススメの教本】

 

■4.  【後々必要になってくる物】

 

■5.  【持っていると便利なアイテム】

 

■6.  【レザークラフト用品ネットショップ】

 

■7.  【ネットで買える革屋一覧】

 

■8.  【革の種類】

 

■9.  【タンニン鞣し革(ヌメ革)の厚さ別・用途解説】

 

■10.【革の買い方】

 

 

 

 

■1.【おすすめのレザークラフト初心者キット】 工具18点 + 書籍1冊 + 革1枚付き

 

 

 

 

 

 

 

¥16000以上の内容が入っております。

 

キットの中では安くはありませんが、質が良く、本当に必要な工具が入っております。

 

すでに別のキットを買ってしまった方でも、次に買う工具の参考にして頂けたらと思います。

 

こちらに入っているものが概ね初期の必要品だと思ってください。

 

単品で工具を買う際にメーカーに悩んだ時は、【SEIWA】、【クラフト社】、【協進エル】のいずれかを選んでおくと間違いないです。

 

この大手3社の道具は扱っているショップも多いです。

 

 

 

 

 

【その他オススメのキット】

 

 

革の手縫い工具 18点セット - プレミアム (SEIWA)

 

レザーハンドソーイングセット  (クラフト社)

 

 

 

 

 

 

 

■2.【1の書籍付きキットと追加で必要な物】

 

 

2-1. カッターナイフ (or 革包丁)

 

2-2. ヘリ付きヘラ磨き (or ウッドスリッカー)

 

2-3. ヤスリ類

 

※送料を考慮してキットセットと同じショップの商品を選んでおります。

用途が同じ工具であれば他のお店の物でもOKです。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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2-1. カッターナイフ

 

 

革を裁断する際に使用します。

 

もちろん革包丁でも良いですが、初めのうちは使い慣れたカッターナイフでも問題ありません。

 

 

 

 

2-2. ヘリ付きヘラ磨き

 

 

安価で様々な用途があります。

 

コバを磨いたり、硬い革のポケットを広げたり、革を折る際に使うと折り目を付けやすいです。

 

 

 

 

2-3. ヤスリ類

 

 

革のコバ(フチ)を削って整える際に使用します。

 

ヤスリはかける方向によって仕上がりが変わります。

 

ヘリ落としを持っていない場合はヤスリだけでヘリを落とすことも可能です。

 

落とし方は下の写真を参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■3.【初心者にオススメの教本】 技術書 

 


レザークラフト技法辞典 クラフト学園虎の巻

 

 

 

 

 

※■1のキットセットを買う方には書籍が一冊付くようなので、こちらの本を選ぶこともできます。

 

型紙は付いていませんが、革の基本知識、ほとんどの工具の使い方、技法に関する事など内容が濃くオススメです。

 

初めはこれを読むか読まないかで大きな差が出ると思います。

 

もちろん型紙付きの本を選ぶのもありだと思います。

 

キットセット内の工具の使い方はこちらの本でほぼ習得できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

■4.【後々必要になってくる物・工具】 

 

 

4-1.革包丁

(革のカット)

 

4-2.砥石

(革包丁の砥ぎ)

 

4-3.ルージュスティック

(刃物の研磨剤)

 

4-4.ルージュスティック台

(ルージュスティックを塗る台)

 

4-5.大理石

(台として使用すると作業効率アップ)

 

4-6.ビニール板

(大理石の上で使用、ハンマーの力が入りやすく、防音効果)

 

4-7.ガラス板

(床面磨きや革漉きの台にも使用可能)

 

4-8.ローラー

(接着剤の圧着)

 

4-9.銀ペン

(黒などの見えにくい革にもマーキングできる。)

 

4-10.ヘリ落とし

(コバの形成)

 

4-11.ハトメ抜き

(金具を付ける箇所の穴開け、付ける金具に必要な号数を調べて購入)

 

4-12.打ち棒

(金具を付ける為の工具)

 

4-13.金具類

(カシメ、バネホック、ジャンパーホックなど、必要な金具を選択)

 

4-14.オールマイティプレート

(ホックやカシメの取り付けに使用)

 

4-15.定規

(パーツ距離の測り用、型紙作成にも使用)

 

 

※これらの工具はわかりやすいように一つのショップページ(LEATHER WORKSさん)で統一しております。

 

※■1のキットセットに入っている糸やボンドなどの消耗品は随時買い足す必要があります。

 

 

 

「■4の道具説明」

 

4-1.革包丁

 

 

下の方を握ると力が入りやすくカットしやすいです。

 

厚い革などの裁断はカッターナイフだけでは厳しくなるので、余裕があれば革包丁も揃えていきましょう。

 

 

4-2.砥石

 

 

 

革包丁をしっかり砥ぐことができます。

 

水に5分ほど付けた後に使用します。

 

詳しい使用方法は別の方のブログがありますので、こちらのページをご覧ください。

 

 

 

 

4-3.ルージュスティック 

4-4.ルージュスティック台

 

 

 

 

 

一定の切れ味を回復させる研磨剤のような物です。

 

何度か刃を滑らせると簡易的に切れ味を上げることができるので、革をカットする際や漉く際には横に置いておくと便利です。

 

 

4-5.大理石 

4-6.ビニール板

 

 

 

大理石は作業の土台となり、上にゴム板やビニール板を置くと革が切れやすくなり、防音効果も得られます。

 

刻印や穴を開ける際にも楽に作業ができます。

 

写真のような微妙な角度の菱目打ちにも段差を利用して打ち込むことができます。

 

実際に使ってみないとこの使いやすさはなかなか伝わらないと思いますが、作業効率は格段に上がります。

 

 

 

4-7.ガラス板

 

 

 

ガラス板や大理石は刃物がつっかえないので革漉きの台にも適しています。

 

革の床面(裏側)に床処理剤を塗ってガラス板で磨くと、毛羽立ちを抑えることができます。

 

 

4-8.ローラー

 

 

革につけた接着剤全般を楽に圧着することができます。

 

接着面の空気を押し出すことができます。

 

 

4-9.銀ペン

 

 

金具を付ける箇所や張り合わせ位置のマーキングなどにも使用します。

 

錐(キリ)でけがきができない特殊な革、けがきが見えにくい革などがある場合、型紙をマーキングできます。

 

銀ペンは消しゴムで消すことができます。

 

 

4-10.ヘリ落とし

 

 

均等にヘリを落とすことができ、革のコバに丸みを出せます。

 

複雑な形状の箇所は無理にヘリ落としを使用せず、ヤスリで落としてしまうのもありです。

 

 

 

4-11.ハトメ抜き

 

 

金具を付ける箇所に穴を開けることができます。

 

使用する金具によって穴の大きさが異なるので、購入ページ記載の号数一覧を見ながら選択してください。

 

 

4-12.打ち棒

4-13.金具類

4-14.オールマイティプレート

 

 

 

オールマイティプレートの凹みに合った金具を置き、革を挟んで金具を乗せます。

 

その上から金具に合った打ち棒をハンマーで打ち込みます。

 

打ち棒も金具によって形状が異なるので、必要な打ち棒を選択してください。

 

同じバネホックでもNo2やNo5などの大きさが異なる金具もあるのでご注意ください。

 

 

 

4-15.定規

 

 

革を直線や直角にカットすることは多々あります。

 

このようなL字になった定規はレザークラフトで使いやすいと思います。

 

パーツの距離を測るときや、型紙を作成する時にも役に立ちます。

 

 

 

■5.【持っていると便利な物・工具】

 

 

5-1. スリッカー類

(ヘラ磨きよりも力が入りやすくコバが磨きやすい)

 

5-2. コーナー抜き

(革の角を綺麗にカットする際に使用)

 

5-3. クラフト用ハサミ

(革を切ったり、ストレスなく糸を切れる)

 

5-4. 別たち

(ボンド接着前の革の荒らしに使用、ヤスリでも代用可能)

 

5-5. 速乾ゴム系ボンド

(折り曲げる箇所などの動きのあるパーツの接着が簡単)

 

5-6. ゴムのり

(コバを磨かないパーツやファスナーなどの縫合前の仮止めに使用)

 

5-7. 両面テープ

(コバを磨かないパーツやファスナーなどの縫合前の仮止めに使用)

 

5-8. レーシングボニー

(両手で針を持つことができ、手縫い効率アップ)

 

5-9. 金具外し

(失敗した金具を外すことが可能)

 

5-10. アクリル系コバ液

(磨いたコバに塗るとさらに補強される、コバが荒くても若干誤魔化せる)

 

5-11. 馬毛ブラシ

(付着した革くずなどをスムーズに除去できる)

 

5-12. 金具用ハンドプレス

(金具の取り付けミスがなくなる)

 

5-13. ハンドプレス機用各種パーツ

(取り付ける金具によってパーツを変える必要あり)

 

5-14. 百均等のカットスポンジ

(コバへの染色やコバ液をスムーズに塗れる。使い捨てで洗う必要なく手軽)

 

5-15. 綿棒

(コバ剤などあらゆる薬品を細かな所にも塗料できる。使い捨てで洗う必要なく手軽)

 

5-16. 赤ちゃん用のおしり拭き

(ノンアルコールな為、濡れタオルの代わりとなり使い捨てができる。使い捨てで洗う必要なく手軽)

 

5-17. ビニモMBT

(ロウ引きすると手縫いに使用でき、強度が高く量が多い。買う際は通常の「ビニモ」ではないので注意)

 

5-18. ライター or チャッカマン

(ポリエステル系やビニモ系の糸処理に使用)

 

 

 

【■5の道具説明】

 

 

5-1. スリッカー類

 

 

ヘリ付きヘラ磨きでも作ることは可能ですが、ウッドスリッカーは力が入りやすく、よりコバが磨きやすいです。

 

ウッドスリッカーの他にも、コバを磨く道具は色々あります。

 

作品によって変えてみたり、色々試してみましょう。

 

 

 

5-2. コーナー抜き

 

 

革の角を綺麗にカットします。

 

デザインの好みもありますが、衝撃を受けやすい所は直角な角よりも丸みを帯びた角の方がヨレにくく、強度が高い傾向があります。

 

 

 

 

5-3. クラフト用ハサミ

 

 

 

 

 

 

5-4. 別たち

 

 

ボンドを付ける前に革を荒らしておくと、より接着力が上がります。

 

切れ味が鈍る為、安い革包丁や別たちを推奨します。

 

 

 

5-5. 速乾ゴム系ボンド

 

 

白ボンドは乾く前に接着させますが、この速乾ゴムタイプは少し乾かしてから貼り付けます。

 

張り合わせたい箇所両方にボンドを塗っておきます。

 

張り合わせるとすぐに接着できるため、張り合わせ難い箇所にも使えます。

 

 

5-6. ゴムのり

 

 

使い方はゴム系速乾ボンドと同じく、乾かしてから張り合わせます。

 

接着力はボンドほど強くない為、失敗してもやり直しができます。

 

コバを形成する箇所には不向きです。

 

ファスナーや布類の張り付けにはおすすめです。

 

 

 

5-7. 両面テープ

 

 

 

用途はゴムのりに近く、仮止めに使用します。

 

接着剤よりも作業が早く、ボンド等のはみ出しも起きない事がメリット

 

こちらもコバの形成には不向き。

 

 

 

5-8. レーシングボニー

 

 

傷防止に革が付いていて少しわかりにくいですが、通常は木で挟んで使用します。

 

両手で針を持って手縫いができるので、作業が早くなります。

 

木のままだと作品に傷がつく可能性がある為、挟む箇所に布やプチプチをゴムで付けるのもおすすめです。

 

 

 

5-9. 金具外し

 

 

 

ホックボタン全般やカシメ類を外すことができます。

 

金具を細い鉄棒で貫通させて外すようなイメージです。

 

 

 

5-10. アクリル系コバ液

 

 

コバ処理剤(トコノールやトコフィニッシュ)のあとにも使えます。

 

アクリル系の樹脂でコバを強化し、カラーが豊富なタイプも販売されています。

 

 

 

 

5-11. 馬毛ブラシ

 

 

革に付着したほこりを清掃できます。

 

必需品ではありませんが持っておくと便利です。

 

 

 

5-12. 金具用ハンドプレス

 

 

ホックボタン全般、カシメ全般に使用できます。

 

手打ちは失敗のリスクがありますが、ハンドプレスはほぼ失敗しません。

 

金具によってパーツが異なる為、必要な金具を選択してください。

 

 

 

5-13. ハンドプレス機用各種パーツ

 

 

金具別の各種パーツです。

 

ハンドプレスはこちらとセットで購入します。

 

これが無ければハンドプレスは機能しません。

 

必要な金具パーツを選んで購入してください。

 

 

 

5-14. 百均等のカットスポンジ

 

 

 

コバや床面の染色、コバ剤などをスムーズに塗ることができます。

 

何より最大のメリットは使い捨てで洗う必要がないことです。

 

百均などに売っており、100円前後で大量に入っていますので、安価でコスパもよいです。

 

 

 

 

5-15. 綿棒

 

 

こういった細かな箇所も綿棒で染色できます。

 

コバ剤なども塗ることができます。

 

こちらも使い捨てができ、コスパが良いです。

 

 

 

5-16. 赤ちゃん用おしり拭き

 

 

ノンアルコールな為、革にも優しく色落ちしません。

 

ボンドが革に付着したときや、コバ液が付着したときにもふき取ることができます。

 

本来は濡れタオルを用意して、作業後は洗う必要がありますが、こちらも使い捨てなので手間が大幅に省けます。

 

 

 

 

5-17. ビニモMBT

 

 

私の知る限り最もコスパの良い糸です。

 

今までいろんな糸を使用してきましたが、その中でも特に強度が高く量も多いです。

 

ロウ引きを数回すると手縫いに使用できます。

 

火であぶるだけで糸の処理が可能です。

 

カラーも豊富ですが売っているお店が少ないのが難点です。

 

こちらの商品だけ別のショップにリンクをつけております。

 

人によっては一生分の糸になり得るでしょう。

 

買う際は通常の「ビニモ」ではなく「ビニモMBT」なので注意。

 

 

5-18. ライター or チャッカマン

準備中

 

 

 

■6.【おすすめのレザークラフト用品ネットショップ】 工具類 

 

 

フェニックス


Craft Shop Aisan


レザーマニア

 

LEATHER WORKS

 

(上記の4店はSEIWA,クラフト社,協進エルなどの商品は10〜30offで販売しております。)

 

 

 

 

【そのほか国内のレザークラフト用品ネットショップ一覧】

 

 

 

SEIWA公式ページ

(型紙、キット、教室など初心者支援も豊富)


れざーぱれっと

(全体的に商品数がかなり多め)


レザーマート

(スターターキットが充実)


THE MEXICO

(レザーキットが豊富)


I★N FACTORY

(オシャレな工具が豊富)


LLツール

(カービング工具が豊富)

 

Lized

(染色用アイテムに特化)

 

金具屋さん

(金具専門店)

 

 

お店によってはそのお店にしかないオリジナル用品を揃えている場合もあります。

 

他にも良いお店はたくさんあります。

 

ご自分に合ったショップを見つけてください。

 

 

 

 

 

 

■7.【ネットで買える革屋一覧】 レザークラフトの革

 

 

 

レザーマート

(カットレザー、はぎれパックを販売)


leather shop a lot of

(半裁の販売)

 

むーずいんく

(はぎれパックを販売)

 

協伸

(半裁、カットレザー、はぎれパックを販売)

 

アイズレザー

(半裁の販売、型押しの革が豊富)


SEIWA公式ページ

(半裁、カットレザー、革付き作成キットを販売)


フェニックス

(半裁、カットレザーを販売)


ハシモト産業

(半裁の販売、海外の革も豊富)


レザーマニア

(カットレザーの販売)


Ari Shop

(A4サイズの革を販売)


レザーワークス

(半裁、カットレザーを販売)


和乃革

(半裁、カットレザーを販売)

 

レザークラフト・ドット・ジェーピー

(半裁、カットレザー、はぎれパックを販売)


れざーぱれっと

(半裁、カットレザーを販売)


MIYATSUGU

(半裁の販売)


BROWNLETHER

(半裁の販売)


THE MEXICO

(半裁、カットレザーを販売、革付き作成キットを販売)


I★N FACTORY

(半裁、カットレザーを販売)

 

CraftmansGarden

(半裁、カットレザーを販売)


Good Leather

(カットレザーを販売)


Craft shop Aisan

(半裁、カットレザーを販売)

 

カワムラレザー

(半裁を販売)

 

 

お近くに革屋がある方は、実際に見て判断するのも良いです。

 

インスタグラムやツイッターでDM販売をしている革屋もあるので、興味のある方は探してみてください。

 


 

 

 

 

■8.【革の種類】


革には大きく分けてタンニンなめし革、クロムなめし革があります。


初心者にオススメなのはタンニンなめし革(ヌメ革)の方です。

 

 

【タンニンなめし革】

 

・初心者にオススメ


・コバが磨ける


・経年変化しやすい


・カービングや染色なども基本的にはタンニン鞣し革(タンローという肌色の革)で行う

 

 

 

【クロムなめし革】


・基本的にコバが磨けない


・経年変化しにくい


・柔らかい革が多い

 

・タンニンなめしよりも軽い

 

 

 

 

■9.【タンニンなめし革(ヌメ革)の厚さ別・用途解説】

 

 

9-1.【1.0mm厚の革】

 

9-2.【1.5mm厚の革】

 

9-3.【2.0mm厚の革】

 

9-4.【3.0mm厚〜4.0mm厚の革】

 

9-5.【0.5mm厚 以下の革】

 


初心者の方は硬めの革を選ぶと作りやすいです。

 

やや硬めの革を前提としてまとめています。


ソフトヌメのような柔らかい革もあるので必ずしも当てはまる訳ではありません。


厚みに関して簡単な用途を私なりにまとめました。

 

 

9-1.【1.0mm厚の革】


・マチやポケット類などのパーツに安定して利用できる。


・通常、外装で使用する場合はややヨレ易い。


・もし外装に使用する場合は床面同士を張り合わせて厚みを出したり、コバがよれてこないように補強するような技術があると良い。


・作業はしやすいので練習用や試作には使いやすい。

 

 

 

 

9-2.【1.5mm厚の革】

 

 

・一部の例外を除き、一般的な小物はほとんど作れる厚さ。


・初心者に扱いやすい。

 

 

 

 

9-3.【2.0mm厚の革】

 

 

・1.5mmと同じく作品の外装に使用する場合が多い。


・耐久性が高く作品にボリューム、厚みが出る。


・使用頻度の高い小物類(スマホケース等)に使うと長持ちする。


・カービングにも適した厚み。

 

 

 

 

9-4.【3.0mm厚〜4.0mm厚の革】

 

 

・ベルトやバッグのハンドル等に使用できる。

 

・小物を作るには厚すぎる為、難易度が高い。


・バイカーズウォレット等の一部の小物には使用される。


・どうしても小物に使用したい厚革がある場合は半裁で購入し、追加料金で革を好みの厚さに漉き加工(薄く)してもらうことも可能。

 

 

 

9-5.【0.5mm厚 以下の革】

 

 

・コバが寄れないように革を内側に織り込んで強度を上げたり、芯材を入れて補強する技術が必要。

 

・織り込む為の距離を計算してカットする必要があり、革も伸びやすく、メインパーツで使うには難易度が高め。

 

 

 

 

 

■10.【革の買い方】

 


いろんな革を試したい方はカットされた革がおすすめです。

 

カット販売されている革は厳選されており、革は傷が少なく見栄えがキレイです。

 

一種類の革を定期的に購入しているのであれば、半裁で買う方がお得です。(半裁=牛1頭を半分にしたサイズです。)


半裁は牛の生前の傷やシワなどがそのままついているため実際に作品に使用できる範囲は全体の70%前後と言われていますが、それでもカットされた革よりもお買い得です。


残りの30%前後の革は試作品や染色、カービングの練習などにも利用できます。


作品に使用されない部位とは作る人によって異なりますが、私の場合はシワが多く伸びやすい腹の部位(ベリー)や硬い脚(レッグ)などを避けます。


床面が極端に荒い箇所なども作品によっては使用できません。


初めはそこまで気にする必要はありませんが、もし今後作品を販売する予定があるなら頭の片隅に置いておきましょう。


半裁を買う際のデシ(ds)という単位は1デシあたり10cm x 10cmの正方形範囲を指します。


半裁を買う際には「1ds単価 ¥〜」という記載になっています。


例えば、1ds単価¥100の革で、半裁が200デシの大きさであればその半裁は100×200の約¥20,000ということになります。

 

ただし、先ほども記載した通り200デシすべての革が作品に使用できるわけではありません。

 

作る人にもよりますが、通常はバラ傷、シワ、虫食いなどを避ける必要がありますので、そこを考慮したコストとなります。

 

こちらもはじめはそこまで気にする必要はありませんが、作品販売してみたい方は心に留めておきましょう。

 

 

なるべく資金をかけずにスキルを磨きたい方はハギレパック床革がおすすめです。

 

ハギレパックはランダムな色、厚さ、大きさの革がパックになって安く販売されています。

 

床革はスエードのような質感で、両面が床面のようになっています。

 

いずれも安価で手に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

必ずしもこの情報が正しいかはわかりませんが、参考にれば嬉しいです。

 

これからレザークラフトを始める方も、すでに始めている方も何か得られるものがあれば幸いです。